Use APKPure App
Get 名作速読朗読文庫vol.549柳田 国男全集読上機能付きProfessional版 old version APK for Android
柳田 國男は、日本の民俗学者・官僚。日本民俗学の開拓者で、多数の著作は今日まで重版され続けている。
期間限定で特別価格でご提供しています!!
柳田 國男(やなぎた くにお、1875年(明治8年)7月31日 - 1962年(昭和37年)8月8日)は、日本の民俗学者・官僚。現在の兵庫県神崎郡福崎町生まれで、最晩年に名誉町民第1号となった。没後に正三位勲一等。当時の池田勇人首相が「民間人とはいえ、これだけの人物に瑞宝章では軽い」と発言し旭日大綬章が供えられた。帝国憲法下の農務官僚で貴族院書記官長、終戦後から廃止になるまで最後の枢密顧問官に就いた[1]。
「日本人とは何か」その答えを求め、日本列島各地や当時の日本領の外地を調査旅行し、初期は山の生活に着目し、『遠野物語』で「願わくは之を語りて平地人を戦慄せしめよ」と述べた。日本民俗学の開拓者で、多数の著作は今日まで重版され続けている。
本文内容見本
1 海上の道
柳田国男
私は三十年ほど前に、日本人は如何《いか》にして渡って来たかという題目について所感を発表したことがあるが、それからこの方《かた》、船と航海の問題が常に念頭から離れなかった。その中の一つで是非ともここに述べておきたいのは、日本と沖縄とを連ねる交通路のことである。今では沖縄へ行くのには概《おおむ》ね西海岸の航路を取っているが、古くは東海岸を主としていたのではないかということを説いてみたいのである。
日本の南北の交通は、後《のち》に使わなくなった東海岸を余計に使っていたのではないか。古い航海には東海岸の方が便利であった。遠浅《とおあさ》の砂浜が多く、短距離を航海しながら船を陸に上げて宿をとり、話がつけば暫《しば》らくの間、あがった処《ところ》に滞在することもできた。むかしは一年に一回航海すればよかったので、年内に再びやってこようなどということは考えなかったのである。
日本では首里《しゅり》と那覇《なは》を中心点と見ることに決めてしまったので、東海岸の文化や言葉は後になって変化したのだと考えている。けれども私は最初からの違いが証明できると思う。北からずっと一遍に南の方まで航行して、信覚《しんかく》と書いた石垣《いしがき》まで行ったのである。信覚にあたる地名は八重山《やえやま》にしかないのだから、彼処《かしこ》と早くから往来していたと見なければならない。
それがやや突飛《とっぴ》な考えであるためか、人が信じないけれども、砂浜をねらって、風が強く吹けば、そこに幾日でも碇泊《ていはく》するというようにして行けば行けるのである。沖縄本島より宮古島《みやこじま》、宮古島から多良間島《たらまじま》を通って八重山群島の方へ行ったと考えても、少しも差支《さしつか》えない。
私が東海岸と言い出したのは、別に明白な証拠《しょうこ》とてないが、沖永良部島《おきのえらぶじま》や、与論島《よろんとう》の沿海なども、東西二つの道があったことを島の人は記憶している。だんだん西の方の海岸を使用するようになり、同じ国頭《くにがみ》へ行くのでも、西側を通って船が行くようになったのは後世のことである。
日本人が主たる交通者であった時代、那覇の港が開けるまでの間は、東海岸地帯は日本と共通するものが多かったと想像できる。言葉なども多分現在よりも日本に近かったのだろうと思う。首里・那覇地方は一時盛んに外国人を受け入れて、十カ国ぐらいの人間がいたというから、東側とは大分事情が違うのであった。
代表作品
海上の道
こども風土記
書物を愛する道
峠に関する二、三の考察
遠野物語
歳棚に祭る神
どら猫観察記
日本の伝説
年中行事覚書
母の手毬歌
野草雑記・野鳥雑記
山の人生
雪国の春
名作速読朗読文庫vol.549柳田 国男全集読上機能付きProfessional版
名作VOL 件数 作家 作品名 カテゴリー 文字数 文字量
549 1 柳田 国男 海上の道 随筆 7863 大
549 2 柳田 国男 こども風土記 随筆 49941 大
549 3 柳田 国男 書物を愛する道 随筆 5769 中
549 4 柳田 国男 峠に関する二、三の考察 随筆 5522 中
549 5 柳田 国男 遠野物語 小説 45628 大
549 6 柳田 国男 歳棚に祭る神 小説 2868 小
549 7 柳田 国男 どら猫観察記 小説 5673 中
549 8 柳田 国男 日本の伝説 小説 83529 大
549 9 柳田 国男 日本の伝説 小説 28661 大
549 10 柳田 国男 年中行事覚書 随筆 91937 大
549 11 柳田 国男 年中行事覚書 随筆 52752 大
549 12 柳田 国男 母の手毬歌 随筆 109994 大
549 13 柳田 国男 木綿以前の事 随筆 52752 大
549 14 柳田 国男 木綿以前の事 随筆 82663 大
549 15 柳田 国男 野草雑記・野鳥雑記 01 野草雑記 随筆 64725 大
549 16 柳田 国男 野草雑記・野鳥雑記 02 野鳥雑記 随筆 89035 大
549 17 柳田 国男 山の人生 随筆 46377 大
549 18 柳田 国男 山の人生 随筆 83590 大
549 19 柳田 国男 雪国の春 随筆 73847 大
549 20 柳田 国男 雪国の春 随筆 65753 大
549 21 柳田 国男 夢と文芸 随筆 6912 大
549 22 柳田 国男 予が出版事業 随筆 4918 中
合計冊数 22 合計文字数 1002905
名作速読朗読文庫とは
名作速読朗読文庫は、読書の喜びを多くの人に知って戴くための 聞いても読んでも楽しめる文庫です
視覚障害者の方もご利用できる音声でも聞こえるシステムが附属しています
速読能力開発ツールも付属し、これを使うと だれでも本を読むスピードは速くなり、脳が短時間で多くの情報を処理する速読能力がつきます
名作は多くの人生の縮図がはいっており、多くの本を読むことは 一生の財産となります
特徴
簡単に速読が身につく読書能力開発ツールが附属しています
目がご不自由な方には 自動音声で読んでくれますので重宝します
寝ていても読書ができます 耳で聞くと、記憶に残り楽しい余韻があります
他を寄せ付けない圧倒的なボリュームページと多人数でつかえる高機能設定です
日本・世界の童話から古典まで 不朽の一流名作文学集を集大成、
小学生から一般成人まで だれでも すぐ ご利用可、
むつかしい漢字がわからなくてもどんどん読み進めれます
誰でも読書量が劇的に増加します!
□ただ聞くだけ
□文学の内容量の大小から選択可
□完了した読書量を数値でグラフ化
□現在の読書スピードを数値化
□設備は必要なし PC設置不要、ネット環境不要
読みは 機械による自動読みです 読みに誤りがある場合はご連絡をいただけば、可能な限り、修正いたします
更新作業をすれば、正しい読みとなります
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
□ 端末の動作確認
Android 4.1以降の環境のすべてに動作確認を保証しているわけではありません
□ 免責事項
1. 本アプリケーションのダウンロードおよびご利用については、ご利用いただくお客様自身の責任において行われるものとします
2. 本アプリケーションのダウンロードおよび、ご利用をもって、本免責事項にご同意いただいたものとみなします
3. 当社より本アプリケーションにおいて提供するすべての情報について、その正確性、有用性、、適切性、最新性など、その内容について何ら法的に補償をするものではありません
4. 当社は、ご利用いただくお客様が本アプリケーションをダウンロードおよび使用することによって生じた、いかなる有形、無形の損害に対して責任を負いません
5. 本アプリケーションの内容・情報などは、予告なく変更されることがあります
6. 本内容(免責事項を含めて)は予告なく内容を変更する場合があります
7. 端末のメモリの空き容量が少ないと正常に動作しない場合があります
8. 動作が重かったり、強制終了、フリーズしてしまう時には、バックグラウンドで動作しているアプリを終了してからプレイすると正常に動作する場合があります
9. 端末のデータ容量が一杯になっている場合、保存ができません 端末の空き領域を確保して下さい
□ 著作権
1. 本アプリケーションの著作権は、当社が保有しており、著作権法により保護されています
2. 本アプリケーションの内容を無断で複写、転送、転載などをすることを禁止します
3. 本アプリケーションに対して、修正を加えること、翻訳、翻案を行うこと、および逆コンパイル、逆アセンブルなどのリバースエンジニアリングを行うことは禁止します
Last updated on Sep 5, 2017
Minor bug fixes and improvements. Install or update to the newest version to check it out!
Requires Android
3.2
Category
Report
名作速読朗読文庫vol.549柳田 国男全集読上機能付きProfessional版
1.0 by proceedx
Sep 5, 2017
$3.383268