在留カードICリーダー

在留カード／特別永住者証明書のICチップ全情報をスマホのNFC機能で読み取ります。 読み取った情報をスマホ内に保存しておくこともできます。

在留カード／特別永住者証明書のICチップ全情報をスマホのNFC機能で読み取ります。

読み取った情報をスマホ内に保存しておくこともできます。

※読み取りテスト用に、フリーソフトの「在留カードTESTリーダー」を公開しています。

　お使いのスマホで読み取り動作をご確認の上ご購入ください。

　また、WiFi以外ではダウンロードできない場合がありますので、WiFiでダウンロードしてください。

≪読み取り方法≫

１．種別表示

カード番号を入れないで読み取るとカードの種別（在留カード／特別永住者証明書）を表示します。

IC読取ボタンを押した後でカードをスマホの裏面にかざして（またはタッチさせて）ください。

・スマホでNFC機能がoffになっている場合はメッセージが表示されますので、メニューの"NFC on/off"によりonにしてからスマホの戻るボタンでメイン画面に戻ってください。また「機内モード」がonになっているときは、NFCをonにできない機種もあります。

２．ICチップ格納情報表示

券面右上のカード番号を入力してからIC読取ボタンを押して読み取らせるとICチップ格納内容を読み取り表示します。

・カード番号は半角英数字12文字で、英字は小文字で入力してもOKです。

・カードとスマホを手に持って読み取らせるか、机の上にカードを乗せ、その上にスマホを乗せる方法でも行えます。この場合、木製机でしたら直にカードを置いても読み取れますが、スチール机では磁気が遮断されて動作しませんので、本などを置いた上に乗せてください。

・一枚のカードの読み込みには10秒ほどかかります。クルクル回る読み込み中アイコンが出ている時にデータが読み込まれています。「読み込みの途中です OK」ダイヤログが表示されて停止したり、頻繁に表示されたりしている場合は、かざし位置をずらし、読み込み中アイコンが継続する位置を探してください。

・読み込み途中でカードを離してもかまいません。読み込んだデータは蓄積され、再読み込みの時には次のデータ位置から読み込まれます。なお、読み込みが中断したときに読み込んだデータ量が％表示されますが、これは再開時における目安の表示で、現在読み込み量のリアルタイム表示ではありません。

・「読み込みの途中です OK」ダイヤログのOKは押さなくても、再読み込みが始まれば自動的に消えます。

３．署名検証

読み取り後に署名検証を行い計算式と検証結果を表示します。

署名検証方式はRSA公開鍵暗号によるもので、正しい結果が得られれば画面最上部に「検証OK」が表示され、計算結果が正しくなければ「検証NG」と表示されます。

・「検証NG」の場合は、ICチップ内部が壊れているか、ICチップ内の格納画像データが入れ替えられた変造カードの可能性があります。

・ICチップに格納されている顔写真は券面写真と同じもので、券面画像内の情報は券面表示情報と同じものです。「検証OK」であっても、券面と異なる内容が読み出された場合は、それは偽変造カードです。（裏面追記情報は比較対象外）

４．偽造カードチェック

ICチップが入っていない偽造カードに対する検査も行えます。

・ICチップが入っていない偽造カードに対しては読み取り時に全く反応しませんが、その場合はスマホ側の動作不良でないことを確かめるために、正規の在留カードまたは身近にある運転免許証に対する動作と

比較してみてください。運転免許証に対しては「対象ICカードではありません」と表示され、個人番号カードに対しては「読み込みの途中です」と表示されます。

・正規の在留カードでICチップが壊れて読み取れなくなった場合は、所有者は入国管理局で再交付申請をすることができます。

≪保存・管理方法≫

１．準備

・SDカードを使用できる機種の場合には、必ずSDカードを挿入してください。

・ファイル保存や参照のためにパスワード（英数半角4～12文字）を設定してください。

・メニューの"Login"でパスワード設定画面が出ます。このパスワードからファイル暗号化の鍵を生成しますので、パスワードは後から変更することはできません。

・パスワード設定後に、メニューより"Login"することで保存・参照が可能となります。

ここでのLoginとは、スマホ内のファイルシステムに対するアクセス許可を意味し、インターネットなどの通信ネットワークを使用するものではありません。

Loginを終了するには、メニューより"End Logout"を選択してください。

２．保存・参照

・読み取り後の表示画面の右上のメニューより"Save"を選択すれば券面画像、顔写真、裏面追記情報が保存されます。（弊社環境で100名分までの登録動作確認済み）

・保存人数の制限はかけておらず、理論上はSDカードやストレージの空き容量分保存できますが、増えすぎた場合は適宜PC等にファイルを移動して分割管理してください。

・保存と同時にメモを付けておくことができます。メモは約500文字まで入力でき、保存と同時でなくても後からでも追加編集できます。

・スタート画面の右上のメニューより"List"を選択すれば保存リストが表示されます。

・リスト内要素のタップで個別詳細表示され、券面画像または顔写真タップでズーム表示ができます。ズーム表示を止める場合は、スマホの戻る矢印で前の画面に戻ってください

・個別表示内のメモを編集する場合は、文章の領域をタップしてください。

・リスト内要素のロングタップ（長押し）で要素削除ができます。

３．ファイル

・スマホ機種によってはSDカード上にファイル保存ディレクトリが作られます。（Android/data/jp.akiba.zairyucard/files）

・ファイル名は保存日時に、name，pict，card，info，memoを付けた５種類がセット（memoがない場合もある）ですので、バックアップを取る場合はこの組みでコピーしてください。

・本ソフトをアンインストールすると、保存したデータファイルも削除されますのでご注意ください。

【個人情報に対するセキュリュティ】

・保存ファイルは全てAES暗号化されていますので、流出しても内容が知られることはありません。

・保存／参照のためのパスワードはAES暗号化して格納されていますので、スマホの盗難や紛失後の内部解析によって知られることはありません。

・AES暗号化の鍵は、上記パスワードから生成される値を使用していますので、本ソフトの解析によっても知られることはありません。

・上記理由で、パスワードを忘れた場合は保存ファイルを復元することはできなくなりますので、ご注意ください。

≪動作環境≫

android v4.1以上、NFC機能付のスマホ／タブレット

（NFCは Near Field Communication [近距離無線通信] の略です）

※読み取りテスト用に、フリーソフトの「在留カードTESTリーダー」を公開しています。

　お使いのスマホで読み取り動作をご確認の上ご購入ください。